衣・食・住 のカルトな楽しみ方

最近ベースに熱心な妹も含め、西東京お遊び楽団界隈の私達を可愛がってくれているワタシよりも20歳年上のお兄サン(果たしてそう呼ぶべきか・・・)がいます 最近彼から教えられること、考えさせられることが多く『暮らす』ことの面白さが段々と解ってきました 一人暮らしも板に付いてきたワタシが最近きちんと毎日靴をピカピカに磨き上げてから寝たり、調味料や調理器具を専門店で揃えたり、部屋をこまめに掃除したり、ドレスアップとドレスダウンはきちんと使い分けたり、髪型やメイクは徹底して60な女の子から研究したり・・・etc 『暮らしの手帖』的な感覚で動くようになったのはそんな経験とセンスとマメさにかけては半端じゃない彼の英才教育のおかげなのです モッズメーデーの日に汚いエナメルブーツで行ったら怒られソッコーでクリーナーを買ってきて磨き上げてくれたのが始まりで、それ以来ホント色んな部分を指摘され怒られました いくらカタチばかりカッコよくキメていても、そういう部分(例えば磨いてない靴だとか、干して手入れのされていない汚いスーツだとか、細かな所)がおろそかな奴は全然ヒップじゃないしMODでもないと(あ、別にワタシMODガールじゃないですが) ワンピース一辺倒だったワタシにドレスダウンという60年代のファッションの醍醐味を教えてくれたのも彼でいかに普段着をラフにお洒落にそして自分の好きなテイストを盛り込めるかというセンスを試され、延々キース・ムーンの話を聞かされました(フーの 彼はドレスダウンの天才らしい) MODファッションというのは締めて締めて締めなくてはいけないそうです ユルーく着てはいけない、というかカッコ悪い(ポールスミスディオールを嫌うヒトなら解るでしょう) まぁ、元々が懐古趣味の集団なので古き良きヨーロッパのスマートなスタイリッシュさを欠かしては成り立たない格好なのです 暮らしもファッションも、少しの工夫で楽しくなる(現代人が忘れているストイックな楽しさね)そこがキチンとできている人こそ真のお洒落さんなのだなーと改めて思い周りを見渡すとかなり改善の余地があるので凹みましたが、期待されている分頑張ろうと思いました・笑 彼のおかげでナンシー・スパンゲンからナンシー・シナトラに変身できたよきっと・笑 これからも叱咤されながら花嫁修業を積みたいと思います