そしてまたひとり

satoart2006-07-07

その日 シド・バレットが死んだのは7月7日 高円寺UFOクラブの楽屋でぽつんとコーラを飲んでいた彼に聞いて驚いた シド・バレット 60年代のピンクフロイドを創設したカリスマミュージシャン 彼もまた多彩な腕を持つ人物であった 家に帰ってからアルバム『その名はバレット』を聞いた 『ドミノ』はやっぱり大好きな曲だ その夜はしんみりと、そしてきっと天の川で浮遊しているであろう彼の事を思い浮かべながらヘッドフォンから耳を離さなかった 瞑想にふける7月のアタマはセンチメンタルだ
話は変わって、最近KORGのオルガンを借りているんだけど古いものではないのでなかなか多機能で面白いのです ワタシは専らマリンバハープシコードとジャズオルガンのボタンを使う ピアノを習っていたのも幸いして初期のストーンズやらビートルズなら耳コピーで殆ど弾ける この間はスタジオでギターと合わせてみたけどなかなかいい感じ けれどロックやブルースが演りたいワケじゃない 求めるのはポップスだ こんな時代でもスウィングせざるを得ない様な60’sルネッサンスを彷彿とさせる究極のガールズポップ フィル・スペクターも青ざめる様な可愛い、けれどパンチのあるカッコイイガールズポップ メッセージなんかいらない 言葉なんか重要じゃない そこはそれができる人達に任せて、ワタシの構想する楽しい時間は雰囲気を一番に要する 雰囲気を醸し出せるバンドが一番好きだ フロアに立った瞬間にあの手足が操られたように動いてしまう感覚が だから舌足らずのえいごやら宇宙語で唄う 下手でいいのです、可愛ければ それこそが女の子が持つ専売特許なのだから ワタシとあのお方がプロデューサーなのだから間違いない ふっふっふ ワタシは後々には抜けるのでメンバーはみんな十代で揃えました お人形の様に可愛く育てている最中です しかし世の中の色んな楽器に触れるのって楽しい事に遅ればせながら今頃気が付いた ギターやベースはカッコイイがワタシがやるまでもなく当たり前なのでパス 遂にエレクトリックシタールを手にする日も近いのでは??笑 吹いてみたい不思議な音色の笛も沢山ある インドポップやアフリカ民族音楽は面白い でも今は一番ブラジリアンビートに惹かれる(なんかイメージ湧かないだろうけど使えるんだよ) 世界の知らないトコロには沢山の未知の音が、巧みな音楽家が、まだまだ眠っています まーそれは趣味でね というか、ルックス重視の古いオルガンでVOXのJaguarというのを日々探しております もしも!お心当たりのございます方!ご一報を!駆けつけます! 結構出てると思うのですが出逢えません もう造ってないんだよー電子オルガンはー